家庭教師の選び方

まず始めに認識しなければならないのは、 家庭教師はコストパフォーマンスが相当に悪いということです。
単純に考えれば、通常20人なり30人なりでお金を出し合って受講するところ、 1人で負担しなければならないので当然コストは余計にかかります。 プロの家庭教師はそれこそ法外ともいえる報酬を要求してきます。 プロということはそれで飯を食っているわけで、 当然バイト並みの報酬ではやってくれません。
比較的低コストな家庭教師を家庭教師派遣会社のようなところに頼むと、 たいてい大学生のバイトが派遣されてきます。 学生の間ではおおむね家庭教師は「おいしい」バイトであるというのが定説です。 つまりお金を払う側から見ると費用対効果が出にくいサービスといえます。
一般に、塾のような講義形態をとる場合は事前にカリキュラムが決められています。 すると当然教える側にも明確な「今日やらねばならないこと」があるため、 ある程度の事前調査や計画性が要求されます。 また、多くの生徒の目に触れることから緊張感も生まれてきます。
これに対し、家庭教師では毎回毎回に明確なノルマが課せられることが少なく、 また原則として密室で1対1での授業となることから多少手を抜いても 「こんなもんか」で済まされるという問題点があります。
もちろん、中には大変真面目にやってくれる学生バイトの家庭教師もいるのですが、 それを派遣前に客観的に知る方法はなかなかありません。 (余談ですが、生徒のアンケートで評価が高いからといって、 学習効果が高いとは限りません。)
結局、家庭教師で学習成果を出すためには
  • 相当の高額報酬で実績のあるプロを雇う。
  • 玉石混交の学生バイトの中から「当たり」を引く。
のどちらかになります。 前者はお金がかかりますし、後者は時間と手間がかかります。
親戚の子がいい大学に入ったから家庭教師を頼むという話も まれに耳にしますが、上記の理由から避けたほうが無難です。 むしろ派遣センターのようなものを利用すると「はずれ」のときに 事務的に断ることができるので精神的に楽かもしれません。
いずれにせよ、雇う側として大切なのは家庭教師の弱点である 「計画性(カリキュラム)」「緊張感(ノルマ)」を補えるよう 講師と話し合いながら進めるのがよいでしょう。
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