学習に必要なライバル

ひとつのことを継続するのに、ライバルの存在はとても重要です。 学習に限らず、人間の行動心理として競争相手がいたほうが能率はあがります。 このため多くの学習塾、進学塾では能力別クラス分けなどの競争原理を導入していま す。
資格試験のように評価が(相対的でなく)絶対的なものに関しては独学も珍しくあり ません。 が、小中学生においては「勝った」「負けた」「順位が上がった」「順位が下がっ た」で考えたほうがシンプルでよいと思います。 負けた悔しさ、あるいは勝った爽快感をモチベーションにかえて物事を継続するのは 勉強でも遊びでも同じです。
さて、ライバルはいつも学校や塾にだけいるわけではありません。 家庭でもあなたが競争相手になってあげるといっそう効果的です。 といっても、計算問題をヨーイドンでやる必要はありません。
例えば、食事中や移動中に最近勉強したことをクイズ形式で出題してもらうというの はどうでしょう。 子供にとってはこれ以上ない復習になります。 いっけん簡単なようですが、実は非常に高度な作業だからです。
他にも、近頃はテレビのバラエティー番組などで常時テロップが出ますが、意外に日 本語としての間違いが多いですから、間違い探しゲームというのも面白いでしょう。 すれ違うクルマのナンバーの数字を足し算・掛け算、もっと単純にトランプで神経衰 弱をするだけでも効果はあります。
ただ注意する点として、極力真剣に取り組んでください。 あくまでも、あなたは子供のライバルなのです。 例えばクイズを出題されて答えが分からなかったり、あるいは簡単すぎたりしたとき に投げてしまうと、むしろ逆効果です。
学習指導要領も改訂に改訂を重ね、親の世代の頃のものとはかなり変わっています。 教養のための読書だと思って、 新しい気分で一緒に勉強してみるのも悪くないですよ。 そして、知らないことがあったらそのときはぜひ「調べる競争」をしてみてくださ い。
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