第4話 まめふぇろもん噴出

えろじじいに生まれ変わったおっちゃんは、おもむろに私の隣に座り、履歴書と私の顔を「穴、あきまっせー」と言うくらい眺めた。

そして私に、

ぼくねー、K西大学出身なんだよう。S蔭は僕の憧れの学校だったんだぁ

と言った。

私は、

はーーー。。。

と気のない返事をした。

ここで就職を志す社会適応者ならば、

そうなんですかー?私もK西大学の方は憧れでしたぁ。素敵な人、多いですよねえ。(疑)

と話を合わせる知恵をお持ちなのであろうが、そんな大それた嘘をシロマメの小さな脳でつけるわけもなく、 ただただ、「はー」と言い続けた。

しかし、えろじじいはそんなことはお構い無しであった。

なんと、えろじじいは急に私のマネージャーかのように理事長に売り込みを始めたのである。

監督(理事長)、彼女は絶対、打てます。9割9分の打率です。間違いないです

いやしかし、君ねえ、これ以上ちいこい子はつかえんよー。合格できるかわからないし

いえ、彼女なら必ず合格してくれます。ねえ、君、できるよな?できるといいたまえ

私は再び気のない返事をした。

はーたぶん、できると思います。(やる気マイナス5ポイント)

監督、この子もこう(?)言ってますし、ぜひとも契約を。この子は履歴書を見る限り、研修会や勉強会に盛んに参加しています。契約するべきです!

いや、しかしねえ、そんな合格できますなんて誰でもいえるんだよ、、、、

ごもっとも。さすがだ、タヌキ。本当に「合格できます!」なんて誰でも言えますわ。

こういった押し問答が選手(私)をそっちのけに40分ほど繰り広げられた。

もう、私は家に帰ってワインでも飲んで寝たかった。

そして最後、強引にマネージャーが言った。

では、監督。契約成立ということで

なんと!!!!!

マネージャーつおすぎ。えろじじいつおいゼ。

しかし、監督の方がつおかった。悪ダヌキにはやはり勝てなかったようだ。

いや、後程、連絡ということで・・・・

そこで契約の話はグレーに戻った。いや、白紙に戻ったというべきだろう。

タヌキは私をにらみ、檻から追い出した。

見学どころか、面接にすらなっていなかった。

見解@『PTRへの道は容易であった

もちろん、就職課のおっちゃんが「絶対に地域生活センターに寄って挨拶することは忘れんように。」 と言ったことは頭の片隅にあるはずもなかった。

さらに、意気揚々と学校もサボり、かっつん(本名)を拉致し、PTR祝いワインを購入したことはいうまでもない。

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