第6話 ちょこっと危機

ぬりかべの私に対する印象は悪くなったに違いない。

ま、ええか。私は自分に「ぴーてぃーあーる、ぴーてぃーあーる!」と呪文を唱え、なだめた。

その日はとりあえず、学校に行くことになっていた。

1時間目は休みだけど、早めに行ってぬりかべに捏造書類見せたろか。しゃぁないなぁ

心優しい私は早めに家を出て、学校に向った。

FあみりーMあとで「冷奴」と「コーヒーぎうにう」を購入し、電車に乗り込んだ。

通勤ラッシュは今日も私を呼吸困難にさせる。。。

すると、あの宇宙人襲来の音が鳴った。

特殊効果音を付けて作曲した私の携帯音は車内に鳴り響く・・・・・

もう、こんな朝早くにかけてくんなや!誰やねん

腹立たしく感じた。
編集部注:そらサイレントにしてへん君が悪いんやろーが!

私は電車内で話すことが嫌いなマナーを守る幼稚園児。とりあえず留守転送のボタンを押し、音を消した。ほっ。

すると今度は「キャンデイキャンデイ」の音楽が・・・・・!!!

そう、もう一つのメール専用電話が鳴っているのだ。

ぎゃぁーーー誰やー!!!

梅田に到着し、着信履歴を見ると「ぬりかべ」からだった。

どうしたのだ。緊急事態か。慌てたふりして電話した。

あぁ、シロマメさん、僕ね、今日体調が悪くて学校を休んでいるんだ。悪いんだけど、一人で行ってくれるかな?

な、なんやとお!!!

ぬりかべはご丁寧に学校もお休みして家で冬眠しているらしい。まぢで?!

私は、前日にインターネットで場所を確認し、バスの時刻表も調べておいたから良かったものの、あーた、私がぬりかべを信用しきってたらどないすんねん?!

行き方もわからんやんけ。

は?あぁ、わかりました

あ、行き方はね、きりんさん(もう一人の先生)に聞いたら、うーん、わかると思うんだけど、、??

あぁ、もう、バスの時間とか自分で調べてるんでええです。信用しなくて良かったです。お大事に

私はそう言って電話を切った。

やはり、ぬりかべはぬりかべだったか(謎)。

待つことが大嫌いな私に、この後、災難が襲いかかろうとは知るよしもなかった。

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