第11話 彼氏は・・・

二度目は私が手を抜いたせいか(嘘)、女神様があっちにいってしまったのか、彼の圧勝であった。

彼はとても満足そうであった。

そうこうしている間にお昼ご飯の時間になった。

午後からは卓球だゼ。

卓球は近くの体育館までバスで行き、1時間半ほど運動した後、クリニックに戻ってきた

(編集部注:「卓球くん」が「バスに乗って行った」みたいですね)

そう、とうとう先生とのトークタイムである。(ネタタイムともゆう。)

奥の部屋に入り、履歴書を見せた。

うーーん、ゆうほどつっこまれへんなぁ・・・・・・・・。)

そう思っていた矢先、先生が言った。

ばうむ書いてくれる?

げげっ!もしや、あの実のなる木を書いてくださいっちゅう、心理テストちゃうん?

こんなとこで書かされるとは思わんかった。しかも、ちゃんとした解釈は明日の授業で習うんやっちゅうねん!

あぁ、もうええわ。やけくそじゃ。

私は白い紙に実のなる木を書いた。

それはまるで幼稚園生が書くようなしょぼい絵であった。確かに絵のセンスは問われないが、少なくとも、全体の構成は見られてしまう。ううむう。

ほおほお、エネルギーは強くていいねえ。しっかり幹も描けてるし。この辺を書き直しているところとかはとても真面目な印象を受けるよ。君はとてもちゃんとした真面目な子だねえ。

おお、かなり好印象ちゃうん?もしかしてこのまま内定もらえるかな?

なぁんて浮かれていたのも束の間であった。

うーーん。このリンゴはとてもおおざっぱに書いているねえ。これ、どういうことを表しているかわかる?

はぁ。確かにリンゴの実はめちゃ適当に描いた。しかも、○かいて枝つけただけの、センスもクソもあらへんの。

しかもリンゴだけやし。

さぁ、、わかりませんが?おおざっぱということですか?

ま、それに近いかな。少し女性としての魅力に欠けるようなところがあるねえ。君、今彼氏いる?

ほんとはK君という彼氏がいるのだが、K君は認知してくれないので隠しておくことにした。

(苦笑いしながら)は、は、、今はいてません。

いや、別にね彼氏がいるとかどうとかじゃないけれど、女性の人はもう少し、いろんな実を書く人が多いからねえ・・・はっはっはっ。

先生が笑ったので私もつられて笑ってみた。

ふむ、、やはり就職活動の前に女として磨いとかなあかんっちゅうことやね。

そのクリニックはまだ求人自体は出していないが、雇うとしても非常勤でしか雇えないということだった。

非常勤でもええかな?と考えたが、もう少しいろいろ考えて次なるPTR活動先を発掘しようと思い、旅立った。

まずは女性として、リンゴ以外の実を書けるようになるまで・・・・・

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