第12話 運気上昇

それは思いもよらぬ求人であった。

ある夜のこと、バイト中に例の「ぬりかべ」から携帯に電話があった。

私は休憩中に急いでぬりかべに電話した。

先生(一応)、こんばんは。△△科3年のシロマメですけれども、先ほどお電話いただいたみたいなんですけど・・・・・?

あぁ、シロマメさん。あのね、今日、求人がきたんですよ。

なんと!思い起こせば苦節3ヶ月。(厳密には1ヶ月位)

PTR活動とはいっても病院訪問・見学して売り込むだけで何一つ成果は上げられなかった。

求人ということは向こうが来てくれゆうてるっちゅうことや。これは初のチャンス到来か!

え!?ほんまですか。どこの病院ですのん?

いやぁ、T市にあるT病院なんだけど、すごくいい病院でね、、、だいぶ田舎にあるんだけど受けてみないかい?

はいっ!ぜひとも!!!!!!

私は馬鹿であった。そう「できるやん」の皆様方は言わなくても私の馬鹿さはおわかりであろう。

T市がどの辺りにあるのか、T病院がどこにあるのかも把握せずに、求人というたった二文字の言葉にまんまと騙されてしまったのである。

私はなんだか初めての求人にときめき、興奮していた。

後々、とても緊迫な場所に病院があることが判明するまで・・・・・・。

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