第27話 院長面接

S野くんはおよそ20分後に笑いながら出てきた。

ええっ?まさか採用かいな?

いや、おもろかったで。また後で・・・

そのセリフを聞いて、私は無理かなぁ、、と思った。次を探そうかなぁ。

うーん、やっぱり前日に飲んで暴れてバチがあたったんやわ。するぅでまたみんなに迷惑かけてもうたし、たぶんアルコール禁止令が発令されるやろう。ま、ええか、就職決まるまでは禁酒しようかな

そんなことを考えながら面接室に入った。

院長先生と婦長さんがにこやかに迎えてくれた。

君は実習先はO阪大医学部だったのか、、、あそこの教授は、、えーっと、、たけ、、たけなんとか、、

あ、武D教授です

そうそう!ふーーん。ま、君は短大も出てて、さっきのぼうず(S野くんのこと)と比べるとやはりしっかりしてるねぇ。婦長との面接を裏で聞いてたけど、やっぱ口が達者だねぇ。そうでなくちゃいかん

ありがとうございます。今日は二日酔いで全然口、回ってないんですけどな

なんか、もしかしてええかんじちゃうん?とか思っていた。

やはりね、こういう病気にかかる人は頭のいい人が多いんだよ。いろんな知識を知ってる人が多いから君も負けずに勉強せぇよ。東大出身の人もいたよなぁ、婦長?はっはっはっ

院長と婦長は二人で豪快に笑っていた。面接というような堅苦しい雰囲気ではなかった。

また後程、学校に連絡するということで面接は終了した。

要時間7分

おい????S野くんは20分も何を話しててん?!

私は7分やで?おかしいんちゃうん?もしかしてやばい?落選か?

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